美波そだちについて
厳しい品質管理 ー 鮮度を保ちながら日本へ
オーストラリア産ミナミマグロは、生簀から揚げられると直ちに加工場に運ばれ、生もしくは冷凍処理されます。冷凍処理の場合は、特別な超低温施設でマイナス60℃に冷凍して日本に向けて船積みされます。この工程により、味わいや、キメを保つ新鮮なマグロを確実に届けることができます。
オーストラリアは世界でも最も厳格な検疫基準で知られています。ポートリンカーンで操業するミナミマグロ蓄養業者の処理、輸出業務など、政府はオーストラリア検疫検査局(AQIS)を通じて厳しく監視しています。オーストラリア検疫検査局は、定期的に工場を訪れてHACCAP(危害分析重要管理点)プランが適切に守られているかどうかも検査します。なかでも衛生管理は特に重視されており、水質なども厳しくチェックされています。
オーストラリア検疫検査局(AQISアクイス:Australian Quarantine and Inspection Service)は、オーストラリア全域の検疫について責任を負う政府機関です。
このようにして厳しく品質管理されながら日本に届いたオーストラリア産ミナミマグロは、理想的な状態で消費者に提供されるよう、特別な取り扱いで保管、解凍、加工されています。
超低温施設ではマグロを10時間から12時間かけて中心の温度がマイナス60℃になるよう冷凍。研究の結果、超低温で冷凍されたマグロは、質の変化や劣化が少ないことが明らかになっています。